「ワークライフバランスを大事にしたい」。将来の自分に何が大切かを考え、たどり着いた答えでした。大学時代も、勉強はしながらも、テニス部で活動したり、BBQなどのアウトドア系の遊びに行ったりが大好きだったんです。アイセイ薬局は、休暇制度をはじめ福利厚生が充実していて、アットホームな雰囲気だったので、「ここなら、長く働けそう」と入社を決めました。
コロナ禍間もない頃で入社式ができず、新入社員研修もオンラインでの実施でした。研修後は店舗への配属となるので不安な気持ちはありました。そんなときに支えになったのが同期入社の存在です。同期とは内定式で仲良くなっていたので、オンライン飲み会で近況報告をし合うことで安心できました。実は同期に同じ研究室の友人がいて、内定が出たときから「旅行サークルをやろう!」と話していて、入社後につくりました。アイセイ薬局では、一人あたり年間1万円のサークル活動費が出るんです。メンバーの勤務地は、関東と関西で半々くらい。年に2回ほど全員で旅行して、3〜4カ月に1回は各エリアで集まります。
最近は四国を車で一周しました。高知の「ひろめ市場」に行って、みんなでカツオのぬいぐるみが当たるクジを引いたり、自然あふれる景色の写真を撮ったりして、楽しかったですね。旅の途中で、「車のカギがない!」といったトラブルもありましたが、みんなで手分けして探して、事なきを得ました。職場の店舗も居心地は良いですが、サークルのメンバーは仕事の相談から恋バナまでできる存在。私がありのままでいられる場所です。
今の職場は、総合病院の門前薬局です。処方せん枚数も多いのですが、診療科が幅広いので薬の種類も多く、覚えるだけで大変です。机で勉強するのが苦手なので、製薬メーカーさんの勉強会や薬剤師のSNSを活用するなど、スキマ時間で覚えていくのが私流です。
在宅医療を受ける患者さまの自宅に薬を届けに行くこともあります。ある日、よく知っている患者さまがいつもと違う病院に急遽入院され、そのあとに退院して戻られたときのことです。奥さまから「病院が違うと、薬がいつもと違うから、どれを飲めばいいかわからない」と連絡がありました。それで私が薬を一度回収して、わかりやすく整理をしてお届けに行ったんです。「ありがとう。頼りにしているからね」と感謝の言葉をかけてもらえて、この仕事をやっていて良かったと思いました。
アイセイ薬局は、風通しのいい会社だと感じます。「こうあらねば」という枠組みに囚われすぎていなくて、他の店舗が良い取り組みをしていたら、参考にしてどんどん変えていく。一定のルールはありながらも、それぞれの店舗のやり方に沿って挑戦できる点が魅力です。店舗で新人教育をしていて思うのは「何事にも挑戦してほしい」ということ。はじめの頃、患者さまに薬を出すときは、誰もがドキドキします。でも、薬剤師が不安がっていると患者さまも不安になりますよね。自信満々である必要はないのですが、失敗を怖れないで、どんどん挑戦してほしいと思います。
私は新卒採用のリクルーターもしていますが、学生さんからいろいろな質問を受けます。薬剤師としての本質を問われるような質問も多く、今の仕事や今後のキャリアと向き合う、良いきっかけになっています。
今、調剤薬局では徐々に機械化が進んでいて、薬剤師に求められることが対物業務から対人業務に移行していると実感しています。薬剤師は「薬を渡すこと」だけではなく、「治療や予防の観点から、患者さまの気持ちに沿った提案をしていくこと」が大事になると思います。薬剤師として専門知識や技能をつけるために、日々精進することはもちろん大切です。でも、今後はそれだけではなく、患者さまの気持ちになって受け答えができる柔軟なコミュニケーション能力が必要だと感じています。患者さまが薬をきちんと飲めるかどうかは、薬剤師の腕にかかっています。私自身もまだ力不足ですが、そんな薬剤師になれるようがんばりたいですね。
こんなふうに忙しい日々ですが、希望した休暇はしっかりと取れています。私は、遊ぶことでストレスを発散するタイプ。仕事で疲れていても、休日にアクティブに活動することで元気になって、また仕事に打ち込める。社会人になって車を手にしてから、行動範囲がさらに広がりました。サークル以外でも月に2〜3回は旅行に行くので、休日はつねに予定でいっぱいです。ときには、店舗の方とBBQをすることもあります。
先日も、仕事終わりに横浜まで車で駆けつけて前泊し、箱根~静岡へ二泊三日の週末ドライブ旅行を楽しみました。休みなく動き回るので、友達から“体力おばけ”と呼ばれています(笑)。景色を見るのも好きだけど、なによりグルメが大好き。SNSで日本全国津々浦の食べたいものを探して保存しています。こうやって充実した休日を過ごしながら、末永く働いていきたいです。
※インタビュー内容は2022年9月時点のものです。
サークル活動の支援制度を活用してます!
アイセイ薬局では、野球やサッカーなどのスポーツや演劇鑑賞など社員のさまざまなサークル活動に対して支援する制度があります。活動のなかで同期や先輩・後輩たちが日々交流を深めています。
東邦大学薬学部卒業後、2020年アイセイ薬局に入社。入社前から社内サークルづくりを計画し、入社後に実行。夏はBBQ、冬はスノーボードとオフのスケジュールはほぼ埋まっている。アクティブに活動することで、仕事の疲れを浄化するタイプ。
「人と比べなくていいよ」という
店長からの励ましの言葉を胸に刻んで。
尾形 由佳
ヘルプで入った店舗で出会って、
家族になりました。
馬場 奨太 / 馬場 佑衣
帰宅してから、両親に話を聞いて
もらうことが心の癒しです。
市川 真衣
仕事もプライベートも
自分らしく、充実しています。
阪本 雄大
社内サークルで、海へ、山へ。
ありのままの自分でいられる時間。
鎌田 真翠
“医療人”として、
地域の患者さまに寄り添いたい。
鈴木 惠理
ドクターと密に連携し、
医療モール全体で患者さまを支えています。
山田 遼子
在宅医療で大切なのは、患者さまと
ドクターとの信頼関係。
鈴木 一慶
新入社員研修のおかげで、
社会人への気持ちの切り替えがスムーズに。
染谷 僚人
楽しく仕事ができる雰囲気づくりで、
やる気に火をつける。
板倉 由樹人
多くの薬剤師に影響を与えられる
やりがいを感じて。
錦 夕佳
薬局DXの時代だからこそ、
患者さまへの“寄り添い”を大切に。
藤井江美