～IBD患者さまを取り巻く“見えない壁”の解消に向けて～

アイセイ薬局はこのたび、製薬企業アッヴィ合同会社（本社：東京都港区、社長：ジェームス・フェリシアーノ）が主催する、炎症性腸疾患（IBD）※1について社会全体での理解を高めることを目的とした「I know IBDプロジェクト」に協力企業として参画いたします。

IBDは大腸や小腸など消化管に炎症が起こり、腫瘍を併発することもある指定難病の疾患です。国内の推計患者数は約29万人※2と指定難病の中でもっとも患者数が多く※3、年々増加傾向※3にあります。
IBD患者さまを対象にしたアンケート調査※４では日常生活における困りごととして「トイレの回数が多いこと」が多く挙げられ、半数以上の方が「外出時にトイレの場所を常にチェックしている」と回答する※5など、トイレに関する不安を感じている実態がうかがえます。
「I know IBDプロジェクト」は、患者さまが日常の中で感じる不安や疾患の認知度の低さなど、「見えない壁」ともいえる患者さまを取り巻く課題の解消を目指した取り組みを推進しています。

「奉仕のこころ」を社是として掲げ地域医療への貢献に取り組む当社としても、課題の一つである外出時の不安解消の一助となるべく、2022年11月より順次、薬局の入口等へステッカーの掲示ならびに薬局・施設内のトイレの貸し出しを行います。

　◆対象店舗：現在337店舗　（対象店舗リスト）
　※各店舗の詳細はこちらから検索をお願いいたします

「I know IBD」ステッカー

■I know IBD プロジェクト特設サイト：
https://www.abbvie.co.jp/patients/immunology/ibd.html

※1 炎症性腸疾患（Inflammatory Bowel Disease：IBD）：潰瘍性大腸炎、クローン病など
※2 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業 難治性炎症性腸管障害に関する調査研究　総括研究報告書（平成28年度）
※3 厚生労働省衛生行政報告例（平成30年度末現在）より
※4 アッヴィ合同会社プレスリリース（2021年5月11日発表）
※5 株式会社QLife IBDプラス編集部「IBD白書2020」

★本件に関するプレスリリースはこちら