お知らせ

【PR】アイセイ薬局マンスリーレポート 2020年12月号

 アイセイ薬局では、当社グループの最新ニュースをお知らせするマンスリーレポートを毎月発行しております。2020年12月号では、地域の方々の健康を支える拠点となるための、調剤薬局の取り組み事例をご紹介しています。

地域の皆さまの健康を支える薬局のいま ~事例紹介~

必要とされる場所となるために、アイセイ薬局の店舗が取り組んでいること。

 かかりつけ薬剤師・薬局として患者さまに寄り添いながら、地域に必要とされる薬局になるために…。「処方せんと薬を交換する場所」という薬局の従来の枠を超え、地域の方々の健康を総合的にサポートできるように、アイセイ薬局グループの店舗では様々な取り組みを行っています。今号では、ウィズコロナ時代の「健康サポート薬局」の役割(アイセイ薬局 松原団地店)、クリニックと連携した「服薬フォロー」の取り組み(千川店)、健康管理のパートナーとして住民と歩む「かかりつけ薬剤師」(後楽園店)をご紹介します。

CASE1.ウィズコロナ時代に「健康サポート薬局」の役割を発揮するために(アイセイ薬局 松原団地店)

アイセイ薬局 松原団地店のスタッフ
アイセイ薬局 松原団地店のスタッフ

 アイセイ薬局 松原団地店(埼玉県草加市)は、「健康サポート薬局」※1として日頃から健康相談や多職種と連携した在宅医療、特定非営利活動法人松原団地見守りネットワーク※2と協働した「薬の相談会」の実施※3など、地域の皆さまの健康を多面的にサポートする取り組みを行っています。今回はその一つ、ウィズコロナのオンライン服薬指導についてご紹介します。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のための時限的・特例的な対応として、2020年4月10日より、電話等を用いた服薬指導や薬の配送が可能※4となりました。それに伴い松原団地店では、容態が安定している患者さま、特にご高齢の方や基礎疾患など外出が高リスクとなり得る患者さまに対して、積極的にオンライン服薬指導をご案内しています。そして、オンライン服薬指導を実施した方には、安全に治療を進めていただくために、服用期間中の経過観察を含めたフォローも行っています。実際に、服薬フォローのお電話の際、手足のしびれなどの症状が出ているというご相談をいただいた事例もありました。その患者さまは、利尿薬の副作用による低カリウム血症※5の可能性が考えられたため、了承を得たうえで主治医に連絡、減薬提案を含めた情報提供を行いました。

 松原団地店では来局された患者さまに対しても、必要に応じて服薬フォロー(電話等)のお約束をして、「服薬状況等確認表」をお渡しするなどのサポートを行っています。また、月に1回店舗会議を行い、服薬期間中のフォロー件数やその事例をスタッフ間で共有し、店舗全体での取り組みを推進しています。

電話等による服薬フォローの日時を記入して患者さまにお渡ししている「服薬状況等確認表」
電話等による服薬フォローの日時を記入して患者さまにお渡ししている「服薬状況等確認表」
(※上記写真「服薬状況等確認表」の患者様情報はサンプルです)

 松原団地店店長 篠原智哉(しのはらともや)に今後の目標を聞きました。
「薬剤師の対物業務から対人業務へのシフトが加速する中で、患者さまの健康な生活をサポートするという薬剤師としての役割をしっかりと発揮できるように能動的に取り組んでいきたいです」

※1:「健康サポート薬局」は、「かかりつけ薬剤師・薬局」の基本的な薬局の機能に加え、地域住民の皆さまの健康維持・増進を積極的に支援し、厚生労働省が定める一定の基準を満たした薬局。
※2:松原団地地域において、孤独死・孤立死を防止し、要支援者等が安心して生活できるように支援すること及び、地域住民に地域社会での活躍の機会を提供することにより、社会福祉の増進に寄与することを目的として活動している団体。
※3:新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえて、個別のお薬相談を実施。
※4:2020年4月10日に厚生労働省より発出された事務連絡により、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための時限的・特例的な対応とし、患者さまが電話等で医療機関を受診された際、FAXによる処方せん受付、電話や情報通信機器を用いた服薬指導・お薬の配送が可能となった。
※5:さまざまな原因により、血液中のカリウムの濃度が低下した状態。

CASE2.クリニックと連携した「服薬フォロー」の取り組み(アイセイ薬局 千川店)

 アイセイ薬局 千川店(東京都豊島区)では、同じ医療モール内の「せんかわ耳鼻咽喉科」と連携し、服薬フォローに取り組んでいます。

せんかわ耳鼻咽喉科 院長 野本剛輝先生(中央)とアイセイ薬局 千川店のスタッフ
せんかわ耳鼻咽喉科 院長 野本剛輝先生(中央)とアイセイ薬局 千川店のスタッフ

 せんかわ耳鼻咽喉科では、スギ花粉症やダニ抗原によるアレルギー性鼻炎の治療法のひとつとして「舌下免疫療法」を取り入れています。舌下免疫療法では自宅での服用が可能ですが、アレルゲンを投与することから服用後にアレルギー症状や、まれに重大な副作用※1が発生するおそれがあります。そのため、服用量・服用方法、副作用への対応など、治療について患者さまに理解を深めていただくことが必要です。

 千川店では2020年5月より、舌下免疫療法を始める小児の患者さまに対して、治療薬の増量開始時※2に、副作用の発生状況・服薬状況・治療に影響する事項について電話で確認し、クリニックと情報共有を行っています。小児の場合は、体の異常に気がつくことが難しかったり、症状などをはっきりと言葉で表現できないことがあります。そこで保護者の方に、副作用や服薬状況の確認に加え、お子さまの食事量の変化、服用後の様子で気になること、不安点などを伺い、サポ―トをしています。患者さまに安心して薬を服用いただけるように、また、患者さまの情報をクリニックと共有することによって最適な治療効果が発揮できるように、きめ細やかなサポートを心がけて取り組んでいます。

右から)せんかわ耳鼻咽喉科 院長 野本剛輝先生、アイセイ薬局 千川店店長 土切正紘
右から)せんかわ耳鼻咽喉科 院長 野本剛輝先生、アイセイ薬局 千川店 店長 土切正紘

 千川店店長 土切正紘(つちきりまさひろ)に、今後の目標を聞きました。「医薬連携による細やかな患者さまケアを実現するために、今まで以上に服薬後のフォローに力を入れていきたいです」

せんかわ耳鼻咽喉科 院長 医学博士 野本剛輝(のもとまさき)先生にお話を伺いました
 治療スケジュールの中に、薬局薬剤師による服薬フォローを導入したことにより、次回の診察日の前に患者さまの状況や体調の異変を把握することができます。導入後、薬局からの情報共有により、受診勧奨や副作用の早期発見・重篤化回避につながった事例が2件ほどありました。服薬フォロー時の患者さまへの確認事項を予め薬局と擦り合わせているため、薬剤師によって確認内容に差が出ないことや、説明漏れがないことも利点です。今後も地域の皆さまに安心・安全な医療をご提供できるように、地域医療に貢献してまいります。

アレルゲン免疫療法とは?

アレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法。継続治療によって根本的な体質改善が期待できる。

「舌下免疫療法」ではアレルゲンを含む治療薬を舌の下に投与する。

従来の、治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」では医療機関で投与が行われるのに対し、舌下免疫療法では自宅で服用が可能(初回投与のみ医師のもとで服用)。2014年よりスギ花粉症舌下免疫療法が保険適用の治療となり、舌下免疫療法は現在、スギ花粉症およびダニアレルギー性鼻炎に対する治療として行われている。

※1:重大な副作用 … ショック、アナフィラキシー
※2:舌下免疫療法薬としてスギ花粉症には「シダキュア」、ダニアレルギー性鼻炎には「ミティキュア」を使用。初回投与から8日目に治療薬を増量するが、増量開始時にまれに副作用が出るおそれがある。

CASE3.“健康管理のパートナー”として住民と歩む「かかりつけ薬剤師」(アイセイ薬局 後楽園店)

 アイセイ薬局 後楽園店(東京都文京区)は、複数の医療機関の処方せんを扱う面対応の薬局です。そこには、地域に密着し、皆さまの健康に関するお困りごとなどをサポートしている「かかりつけ薬剤師※1」の存在があります。「かかりつけ薬剤師」の取り組みについて、店長の萬羽薫美子(ばんばくみこ)に聞きました。

アイセイ薬局 後楽園店のスタッフ
アイセイ薬局 後楽園店のスタッフ

 薬局の役割の一つとして薬の情報提供はもとより、患者さまの抱えている不安や「誰かに聞いてもらいたい」ことなどをお話しいただき、お気持ちの“調整”のお手伝いをすることもできるのではないかと考えています。それぞれの患者さまに合ったほどよい距離感を見極めながら、良いことはもちろん、そうでないことも何でも報告していただけるような関係づくりを心がけています。また、患者さまが求めている時に対応できるようアンテナを張っています。「かかりつけ薬剤師」が始まってから、一歩踏み込んだ対応を意識するようになり、患者さまからも積極的にご質問いただくことが増えました。「あなたに会いたいから」とご来局いただいた時はとてもうれしかったです。

 「かかりつけ薬剤師」の役割としてあらためて実感しているのが、薬の一元管理の大切さです。特にご高齢の患者さまは複数の医療機関を受診し、薬が増える傾向にあります。薬の一元管理の結果、エビデンスに基づき、患者さまの希望を踏まえつつ減薬などのご提案・情報提供書を医師にお渡しするなど対応しています。そして、薬剤師が把握した患者さまの体調に関わる情報・知見を医師・その他医療従事者等にお役立ていただき、患者さまの安全で効果的な治療に関われたらと思っています。

 また、かかりつけだけではなくご利用いただく患者さまを店舗スタッフ全体でサポートしていきたいと思います。「今日も頑張って!」と応援くださる患者さま。期待に感謝!まだまだやるべきことがたくさんあります。薬剤師という職能を生かし、予防・治療両面で、健康サポートの取り組みを充実させていくとともに、外来での対応から在宅医療へ、長く皆さまと関っていきたいと思っています。

写真左)アイセイ薬局 後楽園店 店長 萬羽薫美子/写真右)「かかりつけ薬剤師」の手作りポスター
写真左)アイセイ薬局 後楽園店 店長 萬羽薫美子/写真右)「かかりつけ薬剤師」の手作りポスター

※1:「かかりつけ薬剤師」は、薬による治療や健康、介護などについて豊富な知識と経験を持った薬剤師が、患者さまの疑問やニーズに沿った相談に応じる制度(2016年4月開始)。この制度をご利用いただくと、患者さまが使用している処方薬や市販薬などの情報を一元的に把握でき、薬の重複や副作用などについて継続的なチェックが可能になる。


LINEを活用した服薬フォローを導入

 9月1日施行の改正医薬品医療機器等法により、服薬期間中のフォローアップが義務化されたことを受け、アイセイ薬局グループでは、患者さまの安全で適切な薬物治療をサポートするため、LINEを活用した服薬フォローを開始しました。

 患者さまにお薬をお渡しした後、服薬状況や体調変化についてのフォローアップの質問・メッセージをLINE上で送信し、必要に応じて、薬剤師が電話等で薬の使い方・飲み方のアドバイスを実施するサービスです。




アイセイ薬局マンスリーレポート 2020年12月号はPDFファイル(サイズ:約3.6MB)からもご覧いただけます。

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株式会社アイセイ薬局 コーポレート・コミュニケーション部
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