AISEI 健康イベント

健康チェック&相談会

病気にならないようにするのも、 薬局の大切な役目です。

国の医療費がどんどんと膨らんでいく中、これからの医療は、治療から予防へと大きくシフトしていきます。薬局のありかたも、薬物治療だけでなく、広く患者さまの健康を見守っていく存在へと変わろうとしています。
健康チェック&相談会は、さまざまな項目の健康チェック機器による測定と、その測定結果を参考にした医療機関(受診科目)のお薦めや、治療や重篤化(悪化)・合併症の予防に良い運動や食事に関するアドバイスが全て無料で受けられます。もちろん、おくすりに関する相談も行っています。
普段は薬物治療という接点で、患者さまの病状改善・重篤化(悪化)予防・合併症予防・生活の質の向上に努める薬剤師ですが、地域のみなさんが病気にならないためのお手伝いもしているのです。

大人も子供も、家族みんなで

普段は静かな薬局の店内ですが、この日だけはワイワイとにぎやか。
時には、薬局の外には縁日のような出店があって、風船や綿菓子、ヨーヨー釣りなど、お子さまをお連れの方にも楽しんでもらえるようにしています。

健康チェックは最大15項目!!

過去に実施した健康チェックの種類は全15項目。チェックデータはアナタ専用のファイルにまとめられてお渡しします。ファイルには数値の見方や、基準値などが書かれていて、あなたの健康状態の目安にできるようになっています。

家庭にはない本格的な体組成計!

体組成計は、体重や体脂肪率といった項目だけでなく、家庭ではなかなか測定できない筋肉量や基礎代謝量、水分量、骨量、ストレス度といった項目を一度に測れる高精度な機器。わずか15秒で体内を正確に測定してくれます。

日頃はゆっくり聞けないことを相談

チェックした数値を見ながら健康指導を受けるのはもちろん、たくさん人が待っている日頃の窓口では聞きづらいことも相談しやすいと、この機会を待っている患者さまも多いのだとか。

食生活の相談も

時には、管理栄養士による食生活のカウンセリングもしています。お薬のことだけではなく、食生活を通じて、ご自身の健康を見つめ直してもらうことも大切だと考えています。

※健康チェック&相談会のプログラムは毎回変わるため、記載されている内容と異なる場合がございます。

こどもクリニック&こども薬局

この中の一人だけでも、 将来の夢が医師や薬剤師になってくれたら うれしいです。

患者さま役は、ご両親。こどもたちは、医師と薬剤師の一人二役となって、まずは医師として診察をし、処方せんを発行して、お薬をつくって渡す。薬局ではお薬がお菓子である事以外は全部ホンモノ。実際に薬局で使われている機械も使って、一連の過程を体験します。普段はなかなかのぞけないガラスの向こう側を実体験することで、こどもたちも大喜び。こども薬局を通して、こどもたちはもちろん、お父さん、お母さんにも、薬剤師の仕事に対する理解や信頼感を育めれば、という思いのもと、全国各地で開催しています。

こどもクリニックは、こどもの職業体験に賛同頂いた実際のクリニックで、クリニックの皆さんのご協力の下、行われることも多くなっています。
こども薬局は、実際の店舗を利用して行われています。
白衣に着替えて薬局という空間に、ちょっと緊張しているようです。はじめに医師役のお子さんたちと、患者さま役の親御さんたちに分かれてもらいます。

診察をして、カルテを書こう

医師役のお子さんたちは、診察してカルテをつくります。まず、病院に来る患者さんは、何かしら「ここが痛い」「これが辛い」といった気になっている症状がある事がほとんどで、医師はその内容を知ることがとても大事。それを解決するために、検査で原因を知り、それに対応したお薬を処方箋に書いて、薬剤師に指示を出しているという医師の仕事を理解してもらうためです。

処方せんを出そう

患者さんの病気に従って、処方せんを出します。

お薬をつくろう

処方せんを出したら、今度は薬剤師役になって、いよいよお薬を作ります。
実際にアイセイ薬局で使っている機械を使って、調剤にチャレンジ。

軟膏も調合しよう

薬剤師の実際の仕事を疑似体験するお子さんたちの表情は、真剣そのものです。

お薬を患者さまに渡そう

できあがったお薬を袋に入れて、患者さま役の親御さんにカウンターでお薬を説明しながら渡します。
これですべての薬局体験が終了です。

おわりに

今まで、もらったから何となく飲んでいたお薬。医師の診察から薬剤師の調剤まで、すべての工程を本物の薬局で体験してもらうことで、その一錠の意味を知ってもらいます。お薬への関心を高めること。それがみなさんの健康を考えることにつながるのです。