予防医療啓発キャンペーン「アイセイヘルスケアプロモーション」の第二弾では、“きず・やけど”をテーマにした取り組みを実施。アウトドアでの活動が増える季節に合わせて、キャンペーンのタイトルは、“「きず・やけど」手当の新常識”としました。

当社で編集・発行する予防医療啓発情報誌「ヘルス・グラフィックマガジン」は、全国のアイセイ薬局店舗をはじめ医療機関や企業・施設などで配布しています。2018年7月発行「きず・やけど」号では、応急手当などについての最新医療情報を掲載していることから、通常の配布拠点に加え、社会貢献活動の一環として夏休み前に同誌の配布を希望する小学校を募集。その結果、全国各地の小学校からご応募いただき、120校へ約28,000部を配布いたしました。

一部の小学校では、近隣のアイセイ薬局の管理薬剤師が直接児童に「ヘルス・グラフィックマガジン」を配布し、「きず・やけど」の予防と対策を呼びかけました。こうした活動を通じて、当社が目指している“薬局からの積極的な健康情報発信”を今後も推進してまいります。

その他、（株）スノーピーク様が運営するキャンプ場5箇所（北海道、新潟県、大阪府、高知県、大分県）、料理道具専門店 （株）釜浅商店様（東京都）からも趣旨に賛同いただき、配布にご協力いただきました。

2018年7月16日、東京都文京区にある文京シビックセンターにて、医師・薬剤師協働の地域住民向けイベント「第2回 健康フェスティバル」を開催しました。このイベントは、7月17日スタートの予防医療啓発キャンペーン“「きず・やけど」手当の新常識”と連動した無料の催しです。
当日の内容は次の通りでした。

• てしまクリニック（形成外科・皮膚科）院長 手島玲子医師による、“「きず・やけど」手当 これが新常識！”というタイトルで、“湿潤療法”の基本的な考え方や、すり傷・きり傷・やけどをしたときの処置の方法に関する講演
• アイセイ薬局 後楽園店店長 萬羽薫美子による、“脱水症”をテーマにした、脱水の症状や予防、対処法についての講演
• 骨密度／血管年齢／肌年齢測定などの「健康チェック＆相談会」

手島医師の講演の中では、“湿潤療法”に適した素材の被覆材の貼り方の説明も。来場者の皆さまは、意外な新情報が多くあった様子で、深く頷いたり熱心にメモをとられていました。
来場者の皆さまからは「子どものすり傷・きり傷が絶えないので、いつも心配がありましたが、これからは慌てず落ち着いて傷の手当ができそうです。早速今日学んだ“湿潤療法”実践しようと思っています」「冬場のあかぎれがひどいため、実際に被覆材の貼り方を学べて大変ためになりました。知り合いにも教えてあげたいと思います。」などのご感想をいただきました。