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【PR】AISEI百景 2021年6月号

作成者: アイセイ薬局|2021.06.21

アイセイ薬局では、当社グループの最新ニュースをお知らせする『AISEI百景』を隔月発行しております。Vol.2(2021年6月号)ではアイセイ薬局 勝どき店の取り組み、『ヘルス・グラフィックマガジン』最新号の見どころなどをお届けいたします。


定型文ではない、患者さま一人ひとりに寄り添ったコミュニケーションを
アイセイ薬局 勝どき店

「どうして薬局には待ち時間があるの? ガラスの向こうの調剤室では何をやっているの?」そんな疑問をお持ちの方も多いかもしれません。
 処方せんをお預かりした後、患者さまの安心安全のために、薬剤師は「薬の名前」「処方量」「これまでの服用歴」など確認(処方監査)し、患者さまの年齢や体格、カラダの状態に合わせて、最適な状態でお薬を提供するように調合・調整します。その後、調製作業を行った薬剤師と別の薬剤師によってダブルチェック。厳しいチェック体制を経て患者さまへお渡ししています。また、処方内容に疑問がある場合、医師に問い合わせ(疑義照会)し、安全な状態を保てるように常に目を配っています。医療用医薬品はカラダに及ぼす影響も強く、100%の正確さが求められるため、どうしてもお時間をいただくことになるのです。

アイセイ薬局グループの店舗では、自動調剤機器も導入し待ち時間の短縮に努めながら、患者さまの安全で効果的な薬物治療を進められるように、かかりつけ薬剤師・薬局として健康を総合的にサポートできるように、さまざまな取り組みを推進しています。
 今回は外来の患者さまの調剤に加え、在宅医療にも対応しているアイセイ薬局 勝どき店をご紹介します。

都営大江戸線「勝どき」駅からすぐの医療モール内にあり、土日も営業している※1勝どき店。医療モール内の内科・小児科・耳鼻咽喉科・皮膚科・脳神経外科に加え、近隣の総合病院やクリニックの処方せんをお持ちくださる方も増え、幅広い年齢層の患者さまが来局されています。同じ建物にある介護付有料老人ホームの入居者さま約70名の在宅医療を担当していることも特徴の一つです。

週1回、薬剤師が医師の訪問診療に同行し、患者さまの体調、お薬の使用状況・効果・副作用などを確認しています。状況に合わせて医師にお薬の変更等の提案をすることもあります。その後、医師の処方に基づいて調剤したお薬をお届けして服薬サポートを実施しています。

たくさんの調剤に対応する中で、患者さまとのコミュニケーションを充実させること、効率化・正確化を両立させるために、勝どき店には散剤調剤ロボット、全自動の錠剤包装機や水剤分注機などが導入されています。たとえば、在宅医療の患者さまのお薬。飲み忘れや飲みまちがいがないように、複数の種類のお薬を服用される方には、1回分ずつを一袋にする「一包化※2」を行っています。それに対応するのは、全自動の錠剤包装機や一包化監査支援システム。

外来の小児科・耳鼻咽喉科の患者さまは、複数の散剤(粉薬)の調剤やシロップ剤が多いので、散剤調剤ロボットや水剤分注機も稼働しています。
 そうした機械が調剤している間に、薬剤師は、患者さまの服薬指導やお薬・健康に関するご相談など、「人」(薬剤師)にしかできない業務を行うことができます。また、薬品選択・秤量・分包などを自動化し、薬剤師が最終的な監査をすることによって、正確性、安心安全が高まるという利点があるのです。アイセイ薬局グループでは機械化できるところは積極的に進め、患者さまとのコミュニケーションの時間を充実させ、より患者さまに寄り添える薬局へ、そうした思いで日々取り組んでいます。

効果的な治療をサポートするために、お薬の飲み方指導も行っています。現在、勝どき店が力を入れているのは、お子さまが初めて粉薬やシロップ剤を飲む、という不安をお持ちの保護者の方のサポート。お電話での服薬フォロー時にもお子さまの様子を伺いながら、アレルギーなども考慮して、少しでも飲みやすい飲み方の提案を行っています。
 患者さまとお話しする中で、たくさんの薬を服用されているご高齢の方から、「飲みにくい」「薬だけでお腹いっぱいになってしまう」といったお悩みの声もあるため、勝どき店では今後、減薬のご提案にも取り組んでいきたいと考えています。

店長の小佐野美紀(おさのみき)に、今の思いや今後の目標を聞きました。
 「服薬フォローのためには、患者さまのことをよく知った上で提案していく必要があります。患者さまそれぞれ生活習慣・生活背景などが異なり、患者さまに合わせたサービスが必要です。お話ししてこそわかることがあります。さまざまなツールも活用しながら患者さまのことを知る。その上でかかりつけ薬剤師として、“定型文”ではなく、患者さま目線でお一人おひとりに寄り添った情報提供・提案をしていきたいと考えています」

「当店は4月に健康サポート薬局の届出が受理されたばかりです。地域の健康サポート拠点となるために、以前勤務していた店舗での経験を活かし、包括支援センターと連携してイベントを実施したり、健康な生活を送るための予防領域の情報を発信していきたいと思っています。選ばれる薬局になるように、自分から動いていきます」

※1 祝日休業
※2 一包化について…認知症や身体上の問題で、飲み忘れや飲みまちがいが多いなど、一定の要件を満たした場合、健康保険が適用されます。有料のサービスとしても提供しています。お薬の飲み忘れ・飲みまちがいが心配な方、お薬を手で取り出すのが困難な方、服用するお薬が多い方におすすめしています。なお、湿気や光に弱いものなど、一包化できないお薬もあります。

アイセイ薬局 勝どき店の店舗情報はこちらをご覧ください。

毎日の食生活をより安全・快適に!
「食中毒」リスクを知って対策を

予防医療のための有益な情報や、セルフケアに役立つ健康情報を、当社の強みである「デザインの力」を発揮して、わかりやすく魅力的に紹介する『ヘルス・グラフィックマガジン(以下HGM)』。毎号ひとつの症状にフォーカスし、専門家による症状や改善方法などの情報を、楽しいビジュアルとともに解説する季刊フリーペーパーです。「表紙のインパクトがすごい」「おもしろくて役立つ情報」などとメディアでも取り上げられ、SNSでも多くの反響をいただいています。


この表紙のテーマ、な~んだ?

6月15日発行の最新号のテーマは「食中毒」です。コロナ禍で外出・外食に制限のある生活が続き、おうちでの食事、お弁当・デリバリーなどの利用機会が増えている今、食中毒のリスクも高まっています。国の統計では年間2万人程度の発症が報告されていますが、数字で把握されているのはごく一部。私たちが日常で経験する不調の中には少なからず食事が原因で起こっている症状、つまり「食中毒」が含まれていると考えられます。
 リスクを知り対策をとることで、「食中毒」の多くを防ぐことができます。最新号では、毎日の食生活をより安全・快適にするための情報をお届けします。


思わずクスっとするようなインパクトのある表紙

HGM「食中毒」号、各ページの見どころは?編集長・門田が解説!


食中毒にまつわるウワサには、実は誤解がたくさん

pp.4-5 HGMの雑学ページは、人気コンテンツの一つです。「ウマい話にご用心 ショクチューデビルのささやき」では、「え!? 知らなかった」「皆がそう言うから常識だと思っていた」という情報を紹介しています。楽しく読みながら、改めて常識・非常識をご確認いただき、皆さまにお役立ていただければと思います。


食中毒予防の三原則

pp.8-9 在宅勤務やステイホームで、家庭での調理・食事の機会も増えていると思います。家庭での食中毒菌による食中毒を防ぐための3原則はいたってシンプルです。HGMのこだわり“正しく・わかりやすく・楽しく伝える”の通り、ポイントを「潔・熱・冷」の装飾文字で簡潔に覚えられるように工夫しました。
潔:手や調理器具を「清潔」にして、菌が食品に付着するのを防ごう!
熱:「加熱」は最も有効な食中毒対策。熱で菌をやっつけよう!
冷:食品保存は低温が基本。「冷蔵・冷凍」で菌が増えるのを防ごう!


「長めの1回」より「短め2回」?!

pp.10-11 食中毒予防の基本でもあり、最も身近な対策といえるのが「手洗い」。感染症予防のためにも手洗いの頻度が増えていると思います。ただ洗うだけではなく、せっかくなら有効な手洗いを……。その思いから、改めて「手洗い」を取り上げました。医師監修のもと、洗い方やタイミングに加え、「洗う回数」にも着目。HGMでは「2度洗い」を推奨しています。


STOP! おさまるまでは、食べないで!

pp.20-21 実際に急な下痢や吐き気・嘔吐があったときにどう対処したらいいのか?このページでは「おさまるくん」という実在しそうなキャラクターを登場させて、日常の中で「食中毒(食あたり)」を疑ったときの正しい対処法をお伝えしています。

このほか、今回のHGMでは「食材切る順ガイド」、「夏のお弁当守る術」、「おうちゲーセットはお持ちですか?」(急な嘔吐のときに安全に処理する方法)など、「何となく知っているけど……」という情報を、具体的に、実践しやすいように紹介しています。健康のため、安全で快適な食生活を楽しむために、HGM「食中毒」号をお役立ていただけたらうれしいです。
 次号(9月発行)のテーマは「目の不調」。現代人の目のトラブルは各世代に関係します。さまざまな目の不調について“正しく・わかりやすく・楽しく”役に立つ情報の発信を企画中です。

※こたえ:①「熱中症」 ②「肩こり・腰痛」 ③「内臓脂肪」 ④「下痢・便秘」

夏の肌トラブル
内と外からのアプローチですこやかに

梅雨から夏の時期にかけて起こりがちな肌トラブル。その原因は、長引くマスク生活の影響、湿度変化、紫外線や乾燥などさまざまです。今回は、すこやかなお肌を保つための、体の内と外の両方からのケアをご紹介します。

外からの肌ケア!紫外線対策と肌に合ったアイテムを

この時期、特に気を付けたいのは紫外線対策です。わずかな量の紫外線でもお肌へのダメージは蓄積されてしまうため、日傘や日焼け止めの使用など日頃の紫外線対策が必要になります。また、マスク着用により「いつもの化粧品が合わなくなった」「吹き出物ができてしまう」などといったお悩みが増えています。肌がゆらぐと感じたときは、今の肌状態に合うスキンケアや化粧品を選び直しましょう。肌を清潔に保つとともに、肌本来が持っているバリア機能を働かせるために保湿もしっかり行うことが大切です。

アイセイ薬局のヘルスデザインブランド「KuSu(クス)」では、肌のお悩みに寄り添いサポートする商品として、敏感肌の方もお使いいただける日焼け止めクリーム、ゆらぎ肌に寄り添うフェイスクリームなどをご用意しています。


KuSu日焼け止めクリームPP Proトーンアップベース
40g/2,780円(税込)

KuSu CICAリペアクリームPro
50g/2,580円(税込)

内からの肌ケア!毎日の食事に取り入れたい
管理栄養士おすすめの食材3選

トマト

注目の成分はリコピンとビオチン。赤色のもとリコピンは、美肌効果が期待できる高い抗酸化力を持っています。ビオチンは髪のトラブルに効果があるとされる成分です。

●POINT
  • 油と一緒にとること、加熱調理がおすすめです。スープに使うと、トマトの甘みと旨味を感じることができます。フルーツトマトは糖度が高いので食べ過ぎに注意!

かぼちゃ

冬至に食べることから冬のイメージが強いかぼちゃですが、実は夏の野菜。“若返りのビタミン”ともいわれるビタミンEを豊富に含んでいます。血行促進作用があるので、夏の冷えに悩む女性にもうれしい食材です。

●POINT
  • 脂溶性のビタミンEは、油を使って調理すると吸収率が高まります。炒め物の具材に加えても○。

キウイ

キウイはイチゴよりもビタミンCが豊富。1個食べれば、1日に必要なビタミンCの半分の量がとれます。ビタミンEも多く含んでいます。

●POINT
  • ビタミンCは水溶性なので、水にさらしたりせずそのままで!半分に切ってスプーンで食べれば、皮をむく手間もかからず簡単です。

「紫外線の強い時期に特に意識してとりたいのは、抗酸化力が期待できる色鮮やかな野菜や果物です。普段の食事に取り入れることで、現在の肌や体を守るだけでなく、将来の肌の状態に大きな差が出ます」
管理栄養士 齋藤亜紀子(さいとうあきこ)

編集後記

「調剤室では何をやっているんだろう?」私も当社に入社するまで、漠然とそんな思いを持っていました。皆さまの健康のために、もっと薬局・薬剤師を活用していただきたい。そんな願いを込めて、今回は、調剤室の内側と薬剤師の仕事について特集しました。